接骨院・整骨院ってちょっと変?
こんにちは!!今回はちょっと独り言です(笑)
もしかしたら、業界関係者の皆様に怒られるかもしれませんが、大切な事だと思うのでお話します。
私は整骨院とか接骨院と言われる業界(柔道整復師)に20年以上いるのですが、まぁ、この業界はグレーというかよくわからないというか。。。20年以上いて私が思ったことは、柔道整復師って社会的役割を終えていないか?ってことです。
柔道整復師って骨折や脱臼、打撲、捻挫を治す専門家(国家資格)なんですが、お医者さんが少なかった時代とか、生活環境の安全性が低く怪我をしやすかった時代なんかは、必要性が高いので社会的ニーズはあったと思います。しかし、現在はどうでしょうか?
怪我したら接骨院や整骨院行く人ももちろんいらっしゃると思いますが、先ずはレントゲンなどの検査ができる病院に行くのではないでしょうか?接骨院(整骨院)ではレントゲンやCTなどの検査はできません。また痛み止めの注射もできません。手術ももちろんできません。できるのは主に応急処置なんです。そうなったらやっぱりお医者さんがいる病院にいきますよね。怪我をされた患者さんのことを中心に考えるのならしっかりと検査ができて万が一の時に投薬や手術が行える病院の方が絶対安全です。
そうなると接骨院や整骨院のニーズは病院に行くほどではないけど、苦しいなって感じる肩こりとか腰痛になるのですが。。。ここが問題で、先程も言った通り柔道整復師のお仕事は骨折、脱臼、打撲、捻挫なんです。。。。肩こり、腰痛はそもそもお仕事範囲外なんですね。。。したがって当然、保険診療なんてできません。もし、肩こりで接骨院に通って保険診療していたら、それは詐欺行為などの犯罪です。しかも利用者側(患者側)もそれを理解していたら間違いなく利用者も処罰の対象になります。
そんな危ないことしてお金稼いでもって私は思ってしまいます。。。。
だから、私のサロンは接骨院(整骨院)ではなく、完全に保険診療を行わないお店にしています。
僕はこの業界のイメージを変えてもっと将来性のある明るい業界に変えたいんです。
何故かというと、長年教育者として柔道整復師を養成してきたからです。しかし学生の将来を考えると学校で働くことには限界を感じました。正直、現在柔道整復師の養成学校に通っている人のどれくらいの人が将来性に不安を覚えているかは分かりませんが、実際に教えていた私は学生達の将来が不安でなりませんでした。
また、教えることに罪悪感すら覚えていました。だからこそ、自分で行動したくてヘルスプロモーションサポートを設立したのです(他にもいろいろと理由はありますが。。。)。
もっともっと柔道整復師という資格が将来的に必要とされるように私たちの業界は変わらないといけないと思っています。また、接骨院や整骨院を利用される人達もしっかりとルールを理解してご利用されることを願っております。
私たちの業界は一度、スクラップして作り直すことが必要なのかもしれません。
今回のブログは私の独り言ですが、もしこれを見ていただいた、業界関係者の皆様、または一般の利用者の皆様、、、今は社会的にコロナの影響で変革期を迎えておりますがコロナ以前から私たちの業界は足元から崩れてきています。業界を延命するのではなく、新しく作り変えることに賛成、協力していただければ幸いでございます。
現在柔道整復の学校に通っている学生の皆さん、もっともっと真剣に将来を考えて下さい。私も協力できることは協力します。自分の人生を自ら切り開いてこれからの将来に向けて突き進んで下さい。
