トレーニングの特異性

更新日:2021年8月22日

特異性の原則(特異性の原理)について説明します。

 特異性の原則とはトレーニングによって与えられた刺激の内容により得られる効果が異なるということです。なんだかよくわからない(笑)、という方もおられるかもしれません。難しいですよね。 

 スピード、パワー、テクニック…等クライアントが獲得したい能力は目的に応じてそれぞれ異なるのが通常です。トレーニングの原則的な考え方として筋パワー系のトレーニングは筋パワーを増大させ、持久系トレーニングは持久力を増加させます。しかし、筋パワートレーニングと持久系トレーニングには直接的な相対性は無いと考えるのが特異性の原則です。したがって持久系トレーニングのみで筋パワーを得ようとしても非効率で十分な効果は得られないという考え方を特異性の原則と言います。トレーニング効果の特異性(SAID)」ともいいトレーニング内容により得られる効果はトレーニング内容や強度、種目等によって異なるということです。


得られる効果を考慮してトレーニングの条件を設定する。

 「特異性の原則」この原則を応用することはトレーナーとして重要なスキルの一つとなります。特異性の原則について具体的に述べると、例えば関節の角度についてもその特性は現れ、トレーニングで反復した関節角度についてはスムーズな動きが可能となり筋パワーも増大します。しかし、トレーニングを行っていない関節やトレーニングで行った以上の関節角度になるとパフォーマンスは下がるのです。要するに反復練習等で獲得した動きはパフォーマンスが増大するが、その他の動きに関しては応用が難しいのです。

 レスリングの選手が同じ格闘技であるボクシングを行っても運動動作が基本的に異なるため動きが鈍くぎこちなくなってしまうのです。しかし、柔道の選手が、動きが似ているレスリングへの転向を行うと個人の運動能力によるところもありますが、ある程度対応できる場合が多いです。実際、柔道からレスリングに転向しているアスリートも多く存在します。これは動きが似ている、あるいは共通している部分が多いため特異性の原則が応用しやすいためです。このように特異性の原理は選手のパフォーマンスに与える影響が強いです。あまりにもクライアントが実施している競技動作からかけ離れる内容のトレーニングを実施してしまうと効率のよいトレーニングを実施しているとは言い難くなりますのでご注意を。


ダイエットを目的にトレーニングをする場合を考えてみましょう。

 この場合も特異性の原則をしっかりと理解する必要があります。

 ダイエットの場合、多くのクライアントは「体重が減る=脂肪が減る」と解釈する場合が多いと思います。したがってダイエットの真の目的は体重が減ることではなく、体脂肪が減ることを考えなくてはならないのです。もっとも効果的な方法は除脂肪効果が高い運動を中心にトレーニングプログラムを実施し、栄養管理で体脂肪が増え難い食事を勧めることです。筋肥大効果の高いトレーニングやATP-PCr系(瞬発系)を高める運動はそのトレーニングの特異性から最大筋力や瞬発力などは高まる可能性は高いが除脂肪に対する特異性は低いのです。

※除脂肪運動を効果的に実施するために必要な基礎体力を高める目的で筋肥大やATP-PCr系能力が必要であるのであれば、それらのトレーニングを実施するべきですが。


このようにダイエットは科学的に行うのが一番効率がいいです。

そしてEMS‐Xproは科学的ダイエットの強い味方になります。




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こんにちは、ヘルサポの嶋田です。 突然ですが、私は、幼少期から太っていました。。。20代の時に少し痩せたけど30代では最大90キロまで太りました。 小学校の時はよく「デブ」と言われました。 でも。。。。。。僕はデブと言われて笑うことしかできませんでした。 悔しかったけど。。。。辛かったけど。。。。。。 そしてデブと言われ続けると「デブ=自分」になっていき、いつしかデブを受け入れる自分もいました。