ドーピングについて

こんにちはヘルサポの嶋田です。

今、オリンピックで話題になっているドーピングについて私の歪んだ視点で答えたいと思います(笑)。これでもスポーツ科学を多少かじっていますので(笑)。 

先ず、ドーピングについて倫理的、道徳的観点から考えてみたいと思います。


現在、ドーピングが禁止されている大きな理由は4つあるといわれています。

 ①選手の健康を害する ②アンフェアである ③社会に悪影響を与える ④スポーツそのものをだめにする


 これらの理由により現在、日本のアスリートの方達はJADA(日本アンチドーピング機構)による検査を受けることが義務付けられています。多くのアスリートが公平性を保つためには仕方がないと考えているのが現状です。

 各国にもドーピング防止機構があり、WADA(世界ドーピング防止機構)が取りまとめをしているような感じです。

 


 しかし私はどうもこの理由、納得できないのです。。。。。。。屁理屈的な考えかもしれませんが。。。。(笑)


 そもそもスポーツの優越において決定的な因子は遺伝的要因を取り除けば、大きく「環境」と「栄養」になります。これは否定のしようがない事実です。


 例えば将来、水泳選手になりたくても近くにプールが無い、あるいはスイミングスクールに通うためのお金がなければ水泳選手になることは不可能です。まれに、そうであれば海や川で泳げばいい、という乱暴な意見を言う方もおられますが、海の波や川の流れがる環境とプールの環境は全くの別物です。従って水泳選手になるためには絶対的に十分な時間をプールで泳ぐことができる「環境」が必要なのです。水泳選手に黒人が少ないのは経済的あるいは恣意的な理由によるところが大きいのではないかと私は考えます。これも、黒人は筋肉が発達していて水に浮きにくいからだという方がおられますが、これは明らかな間違いです。どんなに筋肉が発達していても栄養の取り方やトレーニング方法等によりそれは克服できるからです。それにすべての黒人が筋肉が発達している訳ではありません。したがって水泳選手になるためには絶対的な環境があればなれるのです。

 次に「栄養」です。鍛え上げられた鋼のような肉体を手入れるには激しいトレーニングと「栄養」が必要です。とくに運動器(骨、関節、筋)の発達には良質なタンパク質が必須です。簡単な話お肉ですね。先進国の選手の場合は良質なタンパク質を効率的に摂取できるように食材を加工しパウダー状にして摂取します。簡単な話「プロテイン」と言われる食品です。しかしプロテインパウダーを作るためにはいくつもの過程があり、食品工場で生成する必要があります。自然界に存在している生の食品ではありません。そのため値段が高く、ある程度の経済力がある人やスポンサーのついている選手でないと定期的に高品質なプロテインを摂取することはできません。発展途上国の無名選手では手に入れることは困難と思われます。


 現代スポーツとは、実際にアンチドーピング機構のようにフェア、アンフェアを議論する前に生まれた環境によって優越がついてしまっているのです。生まれた環境によっては天性の才能を持って生まれても、その才能に気が付くこともなく一生を終えている場合も十分に考えられます。


 スポーツは最初から平等ではないのです。だからこそアスリート達は肉体を最大限に酷使して激しいトレーニングを積んでアンフェアの乗り越えようとします。その行為は命を削っているといっても過言ではありません。トップアスリートのトレーニングは明らかに健康的ではないのです。また場合によっては優れた環境を手に入れるためにスポンサーから頼まれた、やりたくもない活動をしなければならないこともあるかもしれません。

 

 現在社会でスポーツに真剣に取り組みトップまで行こうとした場合、健康でもなく、フェアでもなく、社会的好影響でもないのです。スポンサー(企業)のため、国のため、そして自分のために行っている行為にすぎません。そして優れた環境を持つ国や組織は下から這い上がろうとする者たちを蹴落とす必要があります。自分たちの利益を確保するために。。。


 今のスポーツは明らかに先進国や大企業に有利で発展途上国や脆弱な組織には不利な状態です。

 もしも、貧しい国の選手が人体に対する害がなく栄養不足を補う目的で薬品を使用した場合、アンフェアと言えるのか?

 私はドーピングについてもう一度、根底から議論が必要なのではと考えています。


 スポーツとは現在社会の縮図かもしれませんね。


 今回はドーピングに対するお話でした。みなさんはどう思いますか?様々な意見があると思いますが、正しいこと、常識と思われていることでも、もう一度深堀して考えてみると意外に疑問だらけになるかもしれませんね。



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