専門学校の闇 多すぎる学校

こんにちはヘルサポの嶋田です。今回は大人気シリーズ「専門学校の闇」です。

今回の内容は現在、柔道整復師を養成している全国の専門学校数についてのお話です。私が柔道整復師になったのは今から24年前の話になります。専門学校に入学したのはその3年前27年前です。その時は柔道整復師になるための学校は全国に14校しかありませんでした。当然学校数が少ないので入学するのにだいぶ苦労しました。当時住んでいた県内には学校がありませんでしたし、入試倍率は2~3倍は当たり前、推薦をとるのも大変でした。現在は約100校近くの学校があります(ここ2~3年は統廃合が進んでいるため正確な数は控えます。)この20年近くで約7倍近く学校数が増えたのです。驚異的なスピードでの学校数の増加です。確か私の記憶では専門学校在学中に当時の先生が柔道整復師の数が少しづつ増えてきていてこれから競争が大変になるかもしれませんよ。って話をしていたのを覚えています。14校時代の時の話です。それが今では100校近くまで学校が増えてしまったのです。そうなれば、需要と供給のバランスが崩れるのは当然です。柔道整復師の資格価値は年々低下しているとしか言えません。そして今後、数十年間は価値が下がることはあっても上がることはないと思われます。国が強制的に柔道整復師の数をコントロールしたとしてもすぐに30年前と同じ状況になることは考え難いです(すでに適正需要よも多く柔道整復師が誕生してしまっているので)。また近年、国の政策で医師や看護師などの数は増やしていきたい思惑もあります。法律的に柔道整復師より上位資格である医師が増えればされに柔道整復師の資格価値は下がります。このような状況は柔道整復師の専門学校を経営している人達は当然理解しています。ですが、そのことを隠して今日も元気に入学希望者集めに必死になっています(笑)。

 ではどうして学校数が急激に増えたのか。。。。。。理由が幾つかあると思いますが、私が思うには一番は14校時代に学校がかなり儲かっていたのでは、ということです。当時の総学費(入学金や施設費等全て含めて)は今の学費よりも1.5倍から2倍近くあったと思います。学校によって多少の違いはあると思いますが、平均して現在の専門学校よりは明らかに学費が高かったのは明白です。そして入試倍率も2倍、3倍とあるわけですから当然学校の経営は安定していたと思います。卒業時に寄付金などを徴収していた学校もありましたからかなりの資金を蓄えていたと想像できます。そこに目をつけて「柔道整復師の専門学校は儲かるぞ」と全国の接骨院経営者達や学校経営者達が考えて一気に学校数が増えたのが簡単な経緯だと思います。実際には学校新設にあたって学校数を抑えたい国と裁判したりと、いろいろ紆余曲折があったようですが。。。。。

 そして、全国で爆発的に学校数が増えてしまったのです。中には莫大な借入(借金)をして学校を作った方もおられたので当然、儲かるまではやめられない、またはもっと沢山儲けたいということになり何が何でも学生を入学させたい、ということになります。これが現在の過剰な学生募集競争につながっていると思われます。また他分野の専門学校も現在は学生が減少している傾向にあるため専門学校業界全体が学生獲得のための熾烈な競争をしている状態ですね。

 中には経営的に傾いて資金不足で大変な状態になっている学校もあると聞いています。今後はもしかしたら少しづつ学校数は減っていくかもしれませんね。これを読んでいる学生の皆さんの母校は大丈夫でしょうか。もしかしたら在学中に母校が潰れるかもしれません。。。私は一度、潰れた学校の学生受け入れを手伝った経験がありますので。。。。。


 今回は学校数についてのお話でした。次回をお楽しみください。



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