業界への独り言

 こんにちはヘルサポの嶋田です。

みなさん、ヒポクラテスってしってます?もし医療や健康関連のお仕事についていて知らないという方は少し恥ずかしいと思った方がよいぐらい、有名なお医者さんです。

 「医学の父」といわれるヒポクラテスは紀元前460年~370年頃の古代ギリシアのお医者さんです。ではヒポクラテスはなぜ医学の父といわれるようになったのでしょうか?彼は「ヒポクラテス全集」という世界的に有名な医学書を書いたり「ヒポクラテスの誓い」という現在にも通じる医師の倫理観を説いたといわれています。

 ※実際には後世の人に記述が付け加えられたり修正されたりしているようですが。。。

ただ、私がヒポクラテスから学ぶべきところは、別のところにあります。

 それは、医学を学問として捉えていたことです。紀元前の医学というのは神様にお祈りしたり、悪魔や霊の存在を信じた医療が行われたりしていたそうです。ヒポクラテスはそうした呪術的医療を否定して病人を観察して病人の状態から身体のバランスが乱れると病気になると考えて神や悪魔ではなく人の状態から病気を見るようにしたそうです。そして「四体液説」という古代から中世にかけての医療の基礎を築き上げた人物です。もちろん現代医療に比べてしまうと幼稚なものになってしまうのですが、当時としては科学的で信頼できるものでした。

 私は現代医療の一つの弱点は人を見ていないことだと感じています。今の医療はすべてが細分化れており、神経専門、関節専門、心臓専門といった感じて一つの臓器や器官に特化した専門医や専門家が増えてきております。もちろん医学が複雑、高度化しているのでこの傾向は仕方のないことであるとは思います。また専門性が高くなったおかげで医療が飛躍的に発展したので決して悪いことであるとは思いません。しかし、そのための弊害として医師や身体を扱う専門家が人ではなく臓器や特定の器官のみを診てしまっているのではないかと危惧しています。この傾向は柔道整復師や鍼灸師、整体師、スポーツトレーナーにも見受けらます。何か特定の得意分野を極めて専門性の高い指導や施術を行っている人が最近増えてきたと感じております。専門性を高めること自体は悪いことではありませんが、私たちが扱っているのものは人間です。人の体は脳や心臓、筋肉、各種臓器がお互いに協調して絶妙なバランスを保って機能しているのです。そしてそのバランスが乱れると途端に人間は不調になってしまいます。専門的に特定の部位だけを細かく診る能力も必要ではありますが、ヒポクラテスのように人間の身体全体を見てバランスを見極める能力も必要なのではと私自身は感じております。巷では産後矯正専門とか、小顔矯正専門、交通事故専門など専門性をうたった治療院が数多く見受けられますが先ずは専門的に診る前に、目の前の患者さんやお客さんに本当に必要なもの欠けているバランスを見極める能力が必要なのではと考えています。その上で本当に必要な専門性を提供するのが本来のあるべき姿なのではと思います。いつも言うことですが、そのために最も必要なことは基礎医学です。基礎医学とくに生理学・解剖学が絶対的に必要な知識であることを覚えておいてください。





ヘルサポでは、スクールを開講しています。医学やスポーツ科学の基礎を教えてその応用方法を伝えています。健康増進法やダイエット法、身体の不調の原因等を基礎医学の観点から推察できるようになるためのスクールです。学生の皆様や既に現場で活躍されている先生などの個人の皆様、企業様や学校法人等の団体様、勉強の補助や研修等でヘルサポのスクールをご利用下さい。時間、内容等は柔軟に対応いたします。

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