痩せたい方は知らないといけいない脂肪について
こんにちは、ヘルサポの嶋田です。
今回は脂肪についてお話します。
脂肪は「油」「脂質」といわれる栄養素です。脂肪は調理油やバター、マーガリンなどに多く含まれています。また、お肉や乳製品、卵、魚など、よく言いう「タンパク質を多く含む食材」にも脂肪は一定量含まれているでダイエットをなどを行っている方はご注意ください。その他、お菓子類やケーキ、ナッツ類にも脂肪は含まれており、多くの食品には脂肪が一定量含まれているのが特徴です。
筋トレが趣味でタンパク質を多く含む食品好んで食べる方もお肉などの脂肪量にご注意ください。
脂肪の最大の特徴はエネルギーの貯蔵能力に優れていることです。
どれほど優れているのかというと体重が70㎏で体脂肪率が20%の場合、体内に約105280kcalのエネルギーを脂肪のみで貯蔵していることです。これは理論上ですが50日以上エネルギー源を摂取しなくても生命活動を維持できるエネルギー量となります。
また脂肪の1gあたりのエネルギー量は約9.4kcalと、糖質の約4.1kcalやタンパク質の約4.2kcalの2倍以上あり、エネルギー源としてとても優秀です。
脂肪の難点は嫌気的なエネルギー生成ができないことです(簡単にいうと無酸素運動だと脂肪の燃焼効果はとても薄いということです)。
脂肪は体内で十分な酸素利用が可能な場合にエネルギー源として利用できますが運動開始時や運動強度が高い時など体内の酸素利用が十分でない時は脂肪のエネルギー利用は制限されます。有酸素運動が脂肪燃焼に優れていると言われる理由です。
脂肪の体内貯蔵は基本的に限りがないともいわれています。俗にいう肥満といわれる状態が発生するのはこのためです。
脂肪は摂取すればするほど、体内にため込んで貯蔵用のエネルギー源として体内に蓄えられます。体内の脂肪を減らしたかったら、摂取するエネルギー源を減らして、エネルギー消費量を増やすしか方法はありません。
