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脂肪の能力

更新日:2021年9月24日

体重が70㎏(体脂肪率20%)の場合、約105280kcalが全身の脂肪組織に、約6400kcalが筋組織内の脂肪組織にエネルギー源(脂質)として蓄えられています。(注:脂肪成分の2割は水または細胞成分として計算)また筋組織はグリコーゲン(糖質)を300~400g(約1200~1600kcal分)、肝臓でもグリコーゲンを75~100g(約300~400kcal分)エネルギー源(糖質)として体内に蓄えています。生体はこれらの貯蔵エネルギーを各器官に供給するシステムを有しています。空腹時はこの体内に貯蔵したエネルギーを利用して活動しています。体重70㎏(体脂肪率20%)の場合、理論上ですが50日以上食べ物を摂取しなくても動けてしまうエネルギー量です。すごい!!!!(笑)ですので遭難したときは脂肪量が多い方が明らかに有利なんです!!!!みなさん遭難に備えて脂肪を蓄えているんですよね!!!!さすがです!!!!(笑)


脂質はいわゆる「油」「脂肪」といわれる食品です。調理油やバター、マーガリンなどに多く含まれています。またお肉や乳製品、卵、魚など、よく言いう「タンパク質を多く含む食材」にも脂質は一定量含まれています。その他、お菓子類やケーキ、ナッツ類にも脂質は含まれており、多くの食品には脂質が含まれているのが特徴です。基本的に食品には脂質がある程度の割合で含まれいます。

 脂質の最大の特徴はエネルギーの貯蔵能力に優れていることです。脂肪は体内で十分な酸素利用が可能な場合にのみエネルギー源として利用できます。運動開始時や運動強度が高い時など体内の酸素利用が十分でない時は脂質のエネルギー利用は制限されるので脂質を燃焼したい場合はある程度の運動時間を確保してください。EMSトレーニングだとこの時間を短縮できますよ!!!

 また脂質の体内貯蔵は基本的に限りがないともいわれています。俗にいう肥満といわれる状態が発生するのはこのためです。


痩せたい方はどの程度の脂肪量が体内に蓄えられているかでダイエット期間が変わってくることをご理解ください。脂肪は1gあたり9.4㎉あります。10gで94㎉です。100gで940㎉です。ハーフマラソンを完走してだいたい1000㎉程度消費しますので体内の脂肪を100g無くしたければハーフマラソンを走らなければならないのです。しかし、100gの脂肪を摂取しようと考えると比較的簡単に摂取できてしまいます。これが太る原因なのです。ダイエット指導をしているとみなさん、食べる量を減らされていると言っていただけます。指導する側からするとありがたいことです。しかし、それでも結果が出ていない方は圧倒的に脂質摂取量が多い可能性があります。みなさんが考えているよりもはるかに脂質のエネルギー含有量が高いのです。そのことを理解できるかが、ダイエットに成功するかどうかのカギを握っているのかもしれませんね。




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