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速筋と遅筋の違い

皆さんこんにちは、ヘルサポの嶋田です。今日は筋肉のお話。


 骨格筋(一般的な筋肉)は筋細胞(線維)の性質上の違いから大きく3タイプに分かれているといわれています。

 瞬発性の収縮(瞬発力)に優れたⅡb筋線維(MHCⅡx)、抗疲労性(持久力)に優れた型筋線維(SO)、Ⅱb筋線維とⅠ型筋線維の中間的特性があるⅡa筋線維(FOG)の3タイプがあります。

   ※Ⅱb筋線維=速筋(白筋) ・Ⅰ型筋線維=遅筋(赤筋)



●Ⅰ型筋線維とⅡa筋線維、Ⅱb筋線維の違い

 全ての骨格筋組織(全身の筋肉)にはⅠ型、Ⅱa、Ⅱb筋線維が一定の割合で含まれています。一般的に呼吸筋や姿勢保持筋(呼吸や姿勢保持に使われる筋肉)にはⅠ型筋線維の割合が多く、瞬発的な動きの際に多用される筋(筋大腿直筋や腓腹筋など)はⅡb筋線維の割合が多いといわれています。しかし、この割合には個人差があり、遺伝的にⅠ型筋線維の割合が多い人とⅡb筋線維の割合が多い人、Ⅱa筋線維の割合が多い人という具合に遺伝的特性があると考えられています。トレーニングによってこの割合は変化しないというのが一般的な考えですが、Ⅱa筋線維とⅡb筋線維に関してはトレーニングによりその性質が変化すると考えられています。

  ・Ⅱa筋線維はトレーニングにより性質がⅡb筋線維に近づく。

 ・Ⅱb筋線維はトレーニングにより性質がⅡa筋線維に近づく。

 ・Ⅰ型筋線維はトレーニングにより性質変化認められないと考えられている。

トレーニング内容が重要ってことですね!!



現在、遺伝子検査にて自分の筋線維タイプを調べることが可能となっています。トレーナーはクライアント、特にアスリートに対する指導を行う場合は筋線維タイプをあらかじめ検査しておく方がクライアントの遺伝的特性を考慮したトレーニング内容を組むことが可能となりトレーニング効率がよくなると思われます。

現在遺伝子検査は1万円から3万円程度で可能です。気になる方は実施してみるのもいいかもしれませんよ!私の場合はマラソンしますが、遺伝的特徴は速筋タイプでした!!!残念。。。。。(笑)



※最近では変化しないといわれた速筋と遅筋と遺伝的特徴がもしかしたら何らかの要因により生後変化するのではなんてこともいわれていますので、筋線維タイプが理想と違ってもなんとかなるかもしれませんよ!



 ヘルサポでは、スクールを開講しています。医学やスポーツ科学の基礎を教えてその応用方法を伝えています。健康増進法やダイエット法、身体の不調の原因等を基礎医学の観点から推察できるようになるためのスクールです。学生の皆様や既に現場で活躍されている先生などの個人の皆様、企業様や学校法人等の団体様、勉強の補助や研修等でヘルプロのスクールをご利用下さい。時間、内容等は柔軟に対応いたします。

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