長く同じ仕事してると不思議がいっぱい。
更新日:2021年8月3日
今日はちょっと業界の裏話。また怒られそうですが。。。。まぁ事実だし。。笑
先に謝ります。すいません。また余計なことを喋ります。
僕の本音は業界を良くしたいことです!これは信じて!!。。。。。。笑
では話します。
私は専門学校を卒業してから整骨院とか接骨院と言われる業界に20年以上いるのですが、とても不思議がいっぱいあります。
その一つを紹介します。
専門学校の教員をしていた時は様々な企業の方が学校にやってきて学生さんの就職斡旋などをするのですが、これが本当に不思議で『〇〇接骨院は外傷がたくさんきますよ!』とか『〇〇整骨院は外傷治療に特化してますよ!』とか『私たちの接骨院は骨盤矯正専門ですよ』などなど。。。。
学生さん達も『僕は骨折治療したいから〇〇接骨院に行く』とか、『骨盤矯正メインの治療家になりたい。。。』なんて言ってきます。
そもそも、整骨院、接骨院って外傷しか見れないとこなんじゃないの????って思ってしまいます。実際、国が定めている専門学校の教育カリキュラム(専門科目)には外傷(骨折、脱臼、打撲、捻挫)のことしか明記していません。。。骨盤矯正のやり方や肩こりの治し方、慢性腰痛の対処法なんて、何一つ教科書には書かれていないんです。。。。。。本当に。。。だから実際には、外傷メインとか外傷特化なんて言葉があること自体謎なのです。。。。。外傷しか勉強しないので自ずとそれだけになりますよね。本来は。。。
てすが業界内では当たり前のように何かに特化してますよって声が聞こえてきます。これって。。。裏を返せば外傷なんてみませんよ。肩こり、腰痛やってますよ。って言ってるようなもんですよね。。。。整骨院や接骨院の先生方は肩こりとか腰痛の専門的な勉強はおそらく卒業してから独学をなさっているのだと思います。そうなると当然レベルの差は生まれますし、場合によっては人体に危害を及ぼす危険もでてきます。整体は知識じゃなくて技術だろって言う方もたまにおられますが、それは間違っています。先ずは最低限、人体の基礎知識(正常を知らなければ異常はわかりません。)は必要ですし、星の数ほどあるありとあらゆる疾患をできる限り理解しておかないと人の身体を触るって本当に危険だと思います。整骨院や接骨院の先生は専門学校で、人体の基礎知識は勉強しますので、この知識をおろそかにしないでしっかり学んだ先生はその後独学で勉強されても問題はないと思いますが、民間のスクールや独学で整体院などをやられている方はどのような勉強をされたのかが外からはわからないのでその辺は心配です。独学でもしっかりと学ばれている方も知っていますが第三者が分からないことが問題ですね。
学校では教わっていないことやるのですからなおの事ですよね。
まだまだ、不思議がたくさんあるのですが、別の機会にお話します。
