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あり得ない事務長



こんにちは、ヘルサポの嶋田です。


今回は体力について説明します。



  日常的に使われる『体力』という用語、極めて抽象的にとらわれることが多い言葉ですね。

 「あなたは体力がある。」「体力がないからすぐに疲れる。」「基礎体力がたりない。」。。。。

 こんなこと言われたことありませんか?




実際に体力って????

   

広義の体力

 あらゆる場面から「体力」という用語を総合的に判断すると体力とは…

 

 『生物が生きていくために必要な能力全般』

 

と定義することができます。またこの定義で述べている「能力」とは精神的要素や免疫力(防衛体力)も含めて考えています。(広義の体力)

   

狭義の体力

 運動学的、トレーニング学的に体力を考える場合、精神的要素を取り除いて体力を考えるます。その場合、

         

 『身体運動あるいは生命活動を行うための身体的能力』

     

と定義することができます。これを狭義の体力と呼んでいます。



結論、体力って広い意味では生命力そのもののことなんですね。しかし現在は細分化して体力を考えることが主流なんですね。


運動能力としての体力や精神要素としての体力、肉体の免疫的な体力をすべて分けて考えて、さらにそれを細分化してとらえるのが体力に対する正しい考え方になるのですね。


単に体力といっても生きていくために必要な要素はたくさんあるという事なんですね。





 前にとある学校の事務長さんが「健全なる精神は健全なる身体に宿る」なんて教育関係者とはとても思えない、とんでもない発言をしておりましたが、この言葉の正しい意味は「健全な精神が健全な身体の中にありますように、と願われるべきである」です。


 体を鍛えれば確かに狭義の意味での体力は上がりますが、それと精神的要素は別のもなのと考えるのが正しい考えなんですね。

 肉体的な体力と精神的な体力、免疫的な体力はある程度の関連性が確かにあります。しかし、だからといって運動をしていない人がみんな、精神が弱かったり、免疫力が弱いわけではありません。また運動をしていたい人で犯罪を犯した人達もたくさんいます。


 一つ一つの体力要素をしっかりと受け止めて、自分に足りない体力要素を鍛えてバランスのよい人間形成を行うことが最も大切なんですね。


 日本では未だに、体を鍛えれば精神が成長すると勘違いしている人たちが多いのですが、運動による精神的な成長は辛いトレーニングや練習の中で何を思い、何を考え、何のために鍛えていているのかを自問し、他者の影響や環境から養われるもので答えは全員違うものになります。それが、善意に満ちているのか、悪意に満ちているのかは別問題なんですね。ですから指導者の導きはとても大事なんですね。それが分からない、指導者は今一度指導者としての意味を考える必要があるかもしれませんね。




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