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柔道整復師の新しいスタイル

こんにちは、ヘルサポの嶋田です。

今回は私がヘルサポを立ち上げた想いみたいなものをお話します。

 現在、多くの柔道整復師の方やその関連のお仕事をしている方が、ご自分の立場から柔道整復師の今後についてお話されています。それはそれで参考になる部分があります。私自身も長く業界にいて、そして業界の変化を受けてきて感じたことがたくさんあります。

 今の業界は、どうすればうまく保険使えるのか、どういう場合が保険適応外になるのか、保険適応と適応外の境界線はどこなのか、という感じでグレーなものをなんとかシロにしたいような空気感を感じます。本来の柔道整復師の業務範囲は骨折、脱臼、打撲、捻挫です。そしてそれらに対する基本的な施術方法は安静固定です。なのに、捻挫と判断しておきながら患部をもみほぐす。これは完全に業務を逸脱していると感じます。せめて捻挫や挫傷と判断したのであれば、施術の中心は安静固定にしなければ辻褄があいません。また捻挫や挫傷で時間が経過したものと判断するのであれば、その根拠を明確にして柔道整復師の業務の適応なのか、それとも一度医師の判断を仰ぐのが適切なのかを議論すべきだと思います。これは患者のために必要だからです。

 私には子供がいませんが、たくさんの教え子がいます。私は彼ら彼女らに自信をもって柔道整復師の未来を示すことが必要と感じています。それは、無理やり保険を使って仕事をすることではなく、堂々と柔道整復師として仕事をすることであると考えています。正直、今の日本で日常的にケガをすることは考え難いです。でもパソコンやスマホを長時間みることや仕事の内容等が原因による肩こりや慢性腰痛などは頻繁に発生します。これが現実であると私は思っています。屁理屈なような言い訳で保険適応にして常に保険者からの問い合わせにビクビクしながら仕事をするよりも胸を張って自分の知識と技術で仕事をした方が私は柔道整復師の未来につながることだと考えています。だから私は、整骨院ではなく、整体院とプライベートジムでの開業に踏み切りました。自分に嘘はつきたくないのです。そして柔道整復師は保険料や税金を無駄に詐取していると言われたくないのです。私は柔道整復師は包帯も整復技術も一度捨て去ってもよいと考えています。そのうえで新たに、疾病予防や健康維持、そしてなによりケガをしないために必要な方法を提供できる専門家に生まれ変わってもいいのでは思っています。それが今の時代に最も必要な存在であると感じるからです。

 自分自身に嘘をついて、自分自身に言い聞かせて無理やり保険を使って仕事をすることがこの業界の未来のためになるとはどうしても思えません。だから私はあえて整骨院での開業は辞めました。私がやっている仕事は健康維持や健康増進のための整体やトレーニングです。それ以上でもそれ以下でもありません。そこに柔道整復師の未来があると信じているからです。ほかにも柔道整復師の未来につながる方法はたくさんあると信じています。


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