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タンパク質について

 こんにちは、ヘルサポの嶋田です。

今回はタンパク質について説明します。ダイエットやトレーニングで話題のタンパク質について理解することは皆さんのボディメイクにも役立ちますよ。

 私が過去に著した文章をそのまま投稿しますので、多少専門的な部分もございますが、ご了承ください。




 タンパク質は牛乳や卵、チーズ、牛肉、豚肉、鶏肉などに多く含まれる栄養素(動物性たんぱく質)である。また豆腐や納豆など大豆食品にも多く含まれている(植物性たんぱく質)。

 生体は摂取したタンパク質を分解してアミノ酸(またはペプチド)という分子にしてから体内で様々な用途に使用される(ほとんどのアミノ酸が体内で再度タンパク質に再合成される)。

 タンパク質の特徴は糖質や脂質のようにエネルギー源として使用することも可能ではあるが、主な用途は生体の形態そのものを作り出す材料になっていることである。



タンパク質とは

 人間の場合、体内に約数10万種類のタンパク質が存在しているといわれている。これらは約20種類のアミノ酸から作られている(20種類のアミノ酸の組み合わせによって数10万種類のたんぱく質を生成することができる)。

 人の体内では様々な化学反応を行うことで糖質や脂質など(代謝過程で生成)からアミノ酸そのものを合成することができるが、9種類のアミノ酸に関しては体内で十分に生成することが出来ない(あるいは不十分)なため、食べ物からの摂取が重要となり「必須アミノ酸」(体内で生成できるものを非必須アミノ酸とよぶ)とよばれている。この9種のアミノ酸が摂取不足になると体内で様々な不調を引き起こす。




タンパク質の用途

 タンパク質の体内での主な役割は筋肉や皮膚、内臓、骨、靭帯や腱、血液など人体のほぼすべての場所に存在し、その物理的構造を維持するために存在している。

 また筋収縮や酸素の運搬、免疫機能、ホルモン(内分泌機能)、体内で代謝(化学反応)を行うための酵素………など、生命そのものを維持、成長させるために欠かすことのできない物質にもなっている。そのために用途の違いにより数10万種類のタンパク質を人体は生成する必要があるといわれている。


 

 トレーナーはタンパク質というと「タンパク質=筋肉を作る!」という認識があるが、この考えは正確には正しくない。正しくは「タンパク質=筋肉を含む体のすべての場所に存在し、人間(生物)そのものを作っている物質」というのが正しい答えになるのである。特に最近では「プロテイン」というタンパク質を摂取しやすい食品に人気があり筋肉をつけるために安易にクライアントに勧めているトレーナーも多く見受けられる。タンパク質はとても複雑で多機能な物質であることを理解してトレーナーの方は栄養に関する正しい知識を得てからクライアント等に勧めるか考慮することが重要となる。

 ※「プロテイン」とはもともとギリシャ語で「最も大切なもの」という意味がありタンパク質そのものを表している言葉になります。しかし、日本では「プロテイン」という言葉はサプリメント等の栄養補助食品として考えられていることが多いと思われます。




タンパク質の種類

 タンパク質は、分子構造がすべてアミノ酸のみで構成されている「単純タンパク質」と、アミノ酸と糖や脂質などアミノ酸以外の物質を含んでいる「複合タンパク質」に分けることができる。

 また、タンパク質の機能によって皮膚や靭帯、腱などの形態の一部となるタンパク質を「構造性タンパク質」、生体内の化学反応や筋肉の収縮、ホルモンとしての作用などがみられるタンパク質を「機能性タンパク質」とよんでいる。

 




必須アミノ酸の種類


イソロイシン ロイシン リジン メチオニン フェニルアラニン スレオニン トリプトファン バリン ヒスチジン


 これら9つのアミノ酸(栄養素)が普段の食事にて摂取しなければ体内でタンパク質合成が出来なくなるアミノ酸の名称になる。

 この中でも、トレーナー業界で特に注目されているのが「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の3種で、分子構造から「BCAA」とも呼ばれており、筋肉の構成や代謝に深く関わっているアミノ酸と考えられる。

※BCAAはサプリメントとして商品化されているものも多く見受けられます。




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